【理学療法士が解説!】五十肩の原因と治し方

人の身体
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こんにちは!今回は五十肩についてお話ししていきます

肩が痛くなり腕が上がらなくなる五十肩ですが

その原因と予防策・解決策についてお話していきます

なぜ腕が上がらなくなるのか?

人の肩は正常では角度にして180°上げられます

ですが実際の生活で腕を上げるとしても せいぜい140°程度です

棚の上にあるものを取ろうとして腕を上げるにしても180°まではあげませんよね?

そうして180°まで動かせるにも関わらず
実際には145°程度までしか使わないのですから使わないものは
段々と衰えていきます

使わずにいるせいで段々と硬くなっていき腕が上がらなくなっていきます

145°までしか動かさずに硬くなってしまい
145°までしか動かせなくなってしまったとしましょう

すると次には何が起こるでしょうか

145°が限界の人にとって145°まで動かすことは痛みを伴います

長座体前屈を限界まで行ってみてると痛いはずです

それと同じように自分が動かせる限界まで動かすことは痛みが伴うのです

では人は生活するときに痛いことをわざわざするでしょうか

痛みのない範囲でなんとかしようとするはずです

つまり145°で痛みが出るのであれば140°位までの動きに留めようとします

するとどうなるでしょうか

最大で145°まで動かせるのに140°までしか動かさないと
使わないものは衰えて硬くなります

今度は140°が限界となります

そして140°が限界なので140°まで動かすと痛みが発生します

140°まで動かすことを避けます さらに硬くなります

というようにどんどん硬くなって腕が上がらなくなってしまうのです

なので実際には使わない範囲まで腕を上げるということを

普段からしておく必要があるのです

解決策

ストレッチ

テーブルなどを使ってストレッチをしましょう

テーブルなどに腕を乗せて体を前へ倒していきます

こうして肩周りの筋肉を伸ばします

時間は20秒間行いましょう

1日に2〜3回行えば関節の柔らかさを維持することができます

現時点ですでに硬くなっている方は無理をせずゆっくり行ってください

今回のまとめ

年齢を重ねるにつれて肩が上がらなくなるのが五十肩ですが
その原因は運動不足にあります

ここで言う運動不足とは人の肩は本来180°動かせるものですが
実際の生活ではそこまで動かす場面はまずないので
だんだんと肩は硬くなっていきます

なので肩が硬くならないためには
普段から意識して肩を動かしておく必要があります

終わりに

ご覧いただきありがとうございました!

寿命が長くなっている今の世の中で これからも健康に生きていくために
少しでも今回のお話が役に立てば幸いです

『ホーネマンの生活研究室』では皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしています

「分かりづらかったこと」「こんなことを教えてほしい」などありましたら
お気軽にコメントください!

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