【虫歯でなければ良いわけじゃない!】口の中をきれいにすることの大切さを解説!

人の身体
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こんにちは!

前回、前々回と食事で飲み込むこと(嚥下)についてお話してきました
※前回の記事はこちら↓

※前々回の記事はこちら↓

今回は同じ食事関連で 口の中をきれいにすることの大切さについてお話します

口の中には細菌がいっぱい

口は体の中で菌が入り放題な唯一の場所です

皮膚の場合は切り傷でもなければ異物が体内に侵入してくることはないですが

口は呼吸をしたり食事をしたりと日常的に異物が体の中に入ってくる場所なのです

口の中には100億もの細菌がいると言われています

悪い菌が体の中に入ってくるとは血の流れによって
内臓なども含めて全身へ回っていってしまいます

このように口の中の問題は口の中だけでは済まないことなので口の中をきれいに保つことは健康を考えるうえでとても重要なことです

虫歯が無ければ良いわけではない

外国の方から「日本人の口臭はキツイ」と言われているのを聞いたことがあるでしょうか

仕事をしていても昼食後に歯磨きをするのが一般的になっているように

日本人には しっかり歯を磨く習慣があるのですが 口臭はとれていないようです

なぜ歯を磨いているにもかかわらず口臭がしてしまうのかといいますと

歯ブラシによる歯磨きではとりきれない汚れが原因です

「歯と歯茎の間の汚れ」は歯ブラシでもとれますが
「歯と歯の間の汚れ」は歯ブラシによる歯磨きでとることは難しいのです

この「歯と歯の間の汚れ」をしっかりとれていないせいで口臭がしてしまうのです

また そのような汚れは歯周病の原因となってしまうので「自分は歯磨きをしているし虫歯も無いから大丈夫」と思っていても注意が必要です

歯周病の何が怖い?

虫歯でなければ良いわけではない という話をしましたが
歯周病の何が怖いのかをお話します

歯周病には色々な病気との関連性があります

歯周病の人は心筋梗塞や高血圧、糖尿病、肺炎、認知症、ガンなど
様々な病気になるリスクが高いのです

繰り返しになりますが口というのは
人の体の中で唯一の異物が入り放題な場所です

そして口から入ってきたものは血管を通して全身へと流れていきます

口内環境が悪いと細菌が全身へと流れていくので
脳や内臓を含む全身に悪影響を与えてしまうのです

口内環境を良くするには?

では口内環境を良くするには何をすれば良いかをお話します

結論から言いますと「デンタルフロス」です

デンタルフロスは糸を歯と歯の間に入れて汚れをとるためのものです

歯周病予防のためには「歯と歯茎の間の汚れ」と「歯と歯の間の汚れ」をしっかりとることが大事です

「歯と歯茎の間の汚れ」は歯ブラシを使った歯磨きでとることができますが

「歯と歯の間の汚れ」は歯ブラシでとることは難しいので
この汚れをとるためにデンタルフロスが役に立ちます

日本人は歯ブラシを使った歯磨きは良くしているので
日本人が口内環境を良くするために足りていないのはデンタルフロスです

いつもの歯磨きをした後にデンタルフロスもして口内環境を良くしていきましょう

終わりに

ご覧いただきありがとうございました!

今回は『口の中をきれいにすることの大切さ』について
お話させていただきました

寿命が長くなっている今の世の中で これからも健康に生きていくために
少しでも今回のお話が役に立てば幸いです

『ホーネマンの生活研究室』では皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしています

「分かりづらかったこと」「こんなことを教えてほしい」などありましたら
お気軽にコメントください!

参考文献
『歯はみがいてはいけない』 森 昭 著 講談社+α新書
『歯医者さんが書いた「歯は治療するな」』 武田 貢 著 廣済堂出版

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