体には色んな筋肉がありますが それぞれの筋肉がどんな役割をしているか
日常生活の中で どんな動きをしたときに働いているのかをお話します
「最近 歩くのがつらくて…」「最近 脚が痛くて…」などで
悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです
今回はお尻周りの筋肉についてお話していきます
お尻周りの筋肉
お尻周りにある筋肉の中で特に重要な筋肉を紹介します
大殿筋
お尻にある筋肉といったら まずはこれ!という まさにお尻の筋肉です

中殿筋
お尻の横側にある筋肉です

外旋6筋
外旋6筋とは
梨状筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋の
6つの筋肉のことで
お尻の深い所にあるインナーマッスルです

どんな役割りをしている?
大殿筋の役割
脚を後ろへ伸ばす(伸展)
脚を後ろへ伸ばす働きをしています(伸展と言います)

脚が前へ動くの(屈曲)を邪魔する
「脚を後ろへ伸ばす」働きをするということは
言い方を変えれば「脚が前へ動くの(屈曲)を邪魔する」働きをするということになります

なのでこの筋肉が硬くなると脚を深く曲げることや
体を前へ倒すことが難しくなります


そうなると立ち座りが難しくなるという影響がでます
立ち座り・歩く・階段の上り下り などの際にチカラを発揮する
脚を後ろへ伸ばすという働きによって
立ち上がるとき歩くとき、階段を昇るときに力を発揮します


また脚が前へ曲がるのを邪魔すると前述しましたが
この脚が前へ曲がるのを邪魔するというのはプラスにも働きます
言い方を変えれば
脚が前へ曲がるのに対してブレーキをかけてくれるということになるからです
これによって座るときや歩いているとき、階段を降るときなどに脚がガクッとなるのを防いでくれています


中殿筋の役割
脚を横(外側)へ動かす
この中殿筋という筋肉は 脚を横へ動かす働きをしています

歩くとき(片足立ちになったとき)のバランスをとる
歩くときには 例えば
右脚を前へ出すときには一瞬 左脚の片脚でバランスをとることになります

この片脚立ちになったときにバランスをとる働きをするのが
中殿筋になります
外旋6筋の役割
脚を外旋させる
外旋というのは脚を外へ向けて捻る動きなのですが
外旋6筋は その働きをします

股関節のインナーマッスルとして骨を支えている
この筋肉はお尻の深いところにあり
股関節のインナーマッスルとして股関節の骨を根本から支えてくれています

もし股関節が痛ければこの筋肉を鍛えると良いかもしれません
終わりに
ご覧いただきありがとうございました!
寿命が長くなっている今の世の中で これからも自分の足で歩いていくために
少しでも今回のお話が役に立てば幸いです
『ホーネマンの生活研究室』では皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしています
「分かりづらかったこと」「こんなことを教えてほしい」などありましたらお気軽にコメントください!
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