「いつの間にか骨折」という言葉を聞いたことがあるかと思います
今回はその「いつの間にか骨折」がなぜ起きるのか と
その予防法についてお話します
「いつの間にか骨折」の原因
まず原因としては加齢により骨が脆くなることです
骨が脆くなってしまうことでちょっとしたことでも骨が折れてしまうのです
どんな場面で折れる?
骨が脆くなることで ちょっとしたことで骨が折れてしまうわけですが
実際にどんなことをすると折れてしまうかと言いますと
座るときに勢いよく座った場合や
重いものを持ち上げようと力を入れた時に骨折してしまうことが多いです
急激に強い力がかかることで 脆くなった骨がそれに耐えられず折れてしまうのです
いつの間にか骨折をしないための予防策
急な動きをしない
前述したとおり勢いよく座ったり
重いものを持ち上げようとしてグッと力を入れたときに
骨が折れてしまう危険性が高いので そのようなことは避けましょう
座るときには ゆっくり座るようにして
買い物へ行くときには お米を重い量ではなく軽い量で買うようにしたり
一度にたくさんの量を買わないようにしましょう
骨を丈夫にする
そもそもの原因は骨が脆くなることなので
骨が脆くならないように骨が丈夫になるようにすることも重要です
骨を丈夫にするための方法
外へ出て日光を浴びる
骨を丈夫にするために必要なこととして
まずは日の光を浴びることが挙げられます
ビタミンDには骨を丈夫にする働きがありますが
そのビタミンDを作るためには日の光を浴びることが必要です
時間としては15~30分間を目安にしましょう
タンパク質を積極的に摂る
骨を丈夫にするために摂るものとして
カルシウムをイメージする方は多いと思いますが
骨の成分の20%はタンパク質なので タンパク質も積極的に摂るようにしましょう
骨に適度な負担をかける
骨に負担をかけると骨は丈夫になりますが
反対に骨に負担をかけずにいると骨は脆くなってしまいます
重力のかからない環境で過ごしている宇宙飛行士の骨密度は
地球上の骨粗鬆症患者の10倍の速さで低下します
ウォーキングや階段の昇り降りをして骨に適度な負担をかけましょう
ウォーキングに行くのが大変という方は
片脚立ちをしたり 踵落とし運動 や 足踏み運動 でも良いです



今回のまとめ
いつの間にか骨折は骨が脆くなった状態で急な動きをすることで起こります
いつの間にか骨折をしないためには
・急な動きをしない
・骨を丈夫にする ことが重要です
骨を丈夫にするためには
・日の光を浴びる
・タンパク質を積極的に摂る
・骨に適度な負担をかける (ウォーキングなどをする)
以上になります
ご覧いただきありがとうございました!
寿命が長くなっている今の世の中で これからも自分の足で歩いていくために
少しでも今回のお話が役に立てば幸いです
『ホーネマンの生活研究室』では皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしています
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参考文献
骨粗鬆症は骨強化すれば防げる!治せる! 関口 由紀 著 総合科学出版
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