【理学療法士が解説!】転ばないために必要なこと -知識編-

運動
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いつまでも健康に自分の脚で歩いて生きていきたい
というのが多くの人の望みだと思います

ですが加齢によって力が弱くなったりバランスが悪くなると転んでしまうリスクが高くなります

骨は加齢によって脆くなってしまうので
転ぶことにより骨折してしまうリスクが高くなります
そして骨折してしまうと寝たきりになってしまうリスクも高くなります

今回はいつまでも健康に生きていけるように
転ばないために必要なことについてお話していきます

転ばないために必要なことは

関節の柔軟性

関節が硬くなってしまうと動きが制限されバランスが悪くなります

例えば膝が硬くなると膝が曲がった姿勢になったり

腰が曲がってしまうと前のめりの姿勢なってしまったり

といったことが挙げられます

このように姿勢が崩れてしまうと それだけで安定感が損なわれてしまうので ちょっとしたバランスの崩れによって転ぶ危険性が増してしまいます

筋力

私たちは筋肉の働きによって立ったり歩いたりしています

赤ちゃんの首が座っていないのは首の筋肉が発達していなくて首を固定できないからです

成長して首の筋肉が発達することにより首を座らせるようになります

首の筋肉の働きによって頭のバランスをとり安定させているのです

立っているときや歩いているときにも
筋肉の働きによってバランスをとることになります

バランスをとるためには体を支える筋力がしっかりしていることが必要なのです

とっさの足の動き

たとえ若くて健康な人でも歩いているときに躓いたりすることがあるように

バランスを崩すことは誰でもあります

ではバランスを崩したときに転んでしまう人と転ばずに済む人の違いは何でしょうか

それはとっさの動きができるかどうかです

人はバランスを崩したときに手を使ったり脚を出したりして転ばないようにバランスをとります

フラッとしたときに筋肉の働きによってバランスをとることもできますが

そのようなバランスのとり方はかなりの筋力が必要です

そこでより現実的な転倒防止の方法として

とっさに手や足が出せるかどうか というのが重要になります

終わりに

今回は「転ばないためには何が必要なのか」の知識について
お話させていただきました 

次回は「転ばないためには具体的に何をすれば良いのか」についてお話していきます

ご覧いただきありがとうございました!

寿命が長くなっている今の世の中で これからも自分の足で歩いていくために

少しでも今回のお話が役に立てば幸いです

『ホーネマンの生活研究室』では皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしています

「分かりづらかったこと」「こんなことを教えてほしい」などありましたらお気軽にコメントください!

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