【全ての人に必要!】食べるときの「飲み込むこと(嚥下)」の重要さを解説

食事
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今回は生きるうえで絶対に必要となる「食べる・飲む」ことについてお話します

ちなみに医学用語では飲み込むことを「嚥下えんげ」と言います

生きるための栄養を摂取する手段である「飲み込む(嚥下)」ですが

飲み込むことの重要さは栄養摂取のためだけではありません

病気にならないためにも とても重要なことなのです

これを読んでいただいて
「飲み込む」ことの重要性についての理解を深めていただければと思います

なぜ「飲み込む(嚥下)」は重要なのか?

飲み込むこと(嚥下)は栄養を摂るための行為ですが

口の中にある食べ物や飲み物が食道の方へ入っていくことが正常な嚥下となります

食べ物や飲み物が食道ではなく気管の方に入っていってしまうのを
誤嚥ごえん」と言います

食事をしていて気管に食べ物が入ってむせたことは誰にでもあると思いますが

「むせる」というのは気管に入ったものを戻そうとする体の反応なのです

軽く考えてはいけない「誤嚥」

飲食物が気管に入ってしまう「誤嚥」ですが

食事をしていて誤嚥してむせることは それほど珍しいことではないので
どうしても誤嚥というものを軽く考えてしまいがちです

ですが誤嚥は病気の原因になるくらい危険なことなので軽く考えてはいけません

私たちが普段 口に入れている飲食物はどんなものでも
多かれ少なかれ菌がついているものです

それでも私たちが平気なのは 胃には胃液という強い酸があり
胃液が悪い菌を倒してくれているからです

ですが誤嚥をして気管を通った先にある肺には
胃液のようなものはないので菌に対して無防備です

悪い菌にやりたいようにやられてしまった結果
「肺炎」という肺の病気になってしまいます
※誤嚥が原因の肺炎は「誤嚥性肺炎」と言います

「肺炎」は日本人の死因の第5位で 「誤嚥性肺炎」は同第6位となっており
命にかかわる病気です
※厚生労働省 令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況 より

食事中にむせなければ良いわけではない

「そうか じゃあ食事の時に食べ物が気管に入らないように気を付けないとな」
と思っていただけたでしょうか

若い方であれば それでも十分なのですが
残念ながら加齢により飲み込むチカラが衰えてしまっている高齢の方は
食事のときに気を付けるだけでは十分ではありません

というのも私たちが普段から飲み込んでいるものは
食べ物や飲み物以外にもあるからです

しかも それは1日中 私たちの口の中にあり続けるものです

何か わかるでしょうか?

それは「よだれ(唾液)」です

1日中 分泌されて私たちの口の中にあり続ける
よだれ(唾液)も誤嚥せずにしっかり飲み込まなければならないのです

これが食事のときだけ気を付けるだけでは十分ではない理由です

食事のとき以外でも私たちは常に「飲み込む」ことをしっかりやらなければならないのです

終わりに

ご覧いただきありがとうございました!

今回は生きるために必要な「食べる・飲み込む(嚥下)」の重要さについて
お話させていただきました

寿命が長くなっている今の世の中で これからも健康に生きていくために
少しでも今回のお話が役に立てば幸いです

『ホーネマンの生活研究室』では皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしています

「分かりづらかったこと」「こんなことを教えてほしい」などありましたら
お気軽にコメントください!

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