以前に『同じ姿勢を続けることは腰に悪い』というお話をしましたが
「そんなこと言っても仕事で座り続けないとダメなんだよ!」という方も
いると思います
そこで今回は長時間座りながらも腰痛にならないための方法をお話していきます
腰痛にならないための座り方2つ
背もたれを使う座り方
まずは背もたれを使う座り方です

背もたれを使うと基本的には背中は丸まり気味になると思います
良い姿勢を意識して背筋を伸ばそうとすると背もたれから背中が離れてしまいます
背もたれを使わないと上半身のバランスを自分の筋肉を使ってとらなければならないので筋肉に負担をかけてしまいます
なるべく筋肉への負担を減らせるように素直に背もたれに背中を預けましょう
腹もたれの座り方
次は腹もたれの座り方です
腹もたれとはどういうことかというと机にお腹を当てて座ることです

後ろで体を支えてもらう背もたれとは反対に
机に体を当てることで前から体の重さを支えてもらいましょう
前にもたれかかるというと猫背になりそうな気がしますが
意外と前傾姿勢の方が背筋は伸ばしやすいものです
また腕もしっかり机に乗せておくようにしましょう
腕をしっかり乗せることで上半身の重さを腕でも支えられるようになり
体幹の筋肉への負担を減らすことができます
また腕の重さも机に支えてもらえるので肩こり・首こりの予防にもなります
背もたれ・腹もたれ座りを交互にしながら座る
背もたれ・腹もたれ座りを交互にするようにしましょう

背中を丸めて背もたれに後ろから支えてもらう「背もたれ座り」と
体を前へ倒して机に前から支えてもらう「腹もたれ座り」を交互に行うことで
同じ姿勢を続けず 同じ筋肉に負担がかからないようにしましょう
※ただしこれはあくまで妥協案
ここまでどうしても座り続けて仕事をする必要がある方に向けて
腰痛防止のための座り方についてお話をしました
ですがしっかり把握をしていただきたいのが これはあくまで妥協案であり
ずっと座り続けるのは健康に悪いということです
腰痛防止の原則は同じ姿勢を長時間続けないこと
つまり定期的に姿勢を変えることです
同じ姿勢を続けることで血行が悪くなり老廃物が溜まってしまうこと
また同じ姿勢を続けるということは同じ筋肉が働き続けるということです
そのせいで筋肉に疲労が溜まり痛みが発生してしまいます
なので同じ姿勢を長時間続けてはならず
定期的に姿勢を変えなければならないのです
座っている時間が長いと寿命が短くなったり肥満になりやすかったりと
様々な悪影響があります
なので今回の話は腰痛防止のための方法として把握していただいて
なるべく椅子から立って休憩をすることを意識していただければと思います
今回のまとめ
長時間座り続けるのは悪いとはいっても
仕事で座り続けなければならない方はいると思います
そこでなるべく腰痛にならないための方法として
背もたれをしっかり使う「背もたれ座り」と
机にお腹を当てる「腹もたれ座り」を
交互に繰り返すことで同じ姿勢で座り続けることを避けるようにしましょう
ただし これはあくまでも妥協案なので
なるべく定期的に休憩を入れて ずっと座り続けることのないようにしましょう
ご覧いただきありがとうございました!
寿命が長くなっている今の世の中で これからも自分の足で歩いていくために
少しでも今回のお話が役に立てば幸いです
『ホーネマンの生活研究室』では皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしています
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